国内旅行業務取扱管理者試験合格するために【学習法】【解答のヒント】

はじめて国内旅行業務取扱管理者試験を勉強する時、多分、大きく分けてこの様な順で学習を進めていくのでしょう。総合旅行業務を目指す方は、これに必要な部分が追加されると思います。今回は、国内旅行業務にフォーカスしてみたいと思います。

  1. 旅行業法
  2. 約款
  3. 国内実務(運賃、地理等)

国内旅行業務取扱管理者試験

国内旅行業務取扱管理者試験で最も難関は、やはり、国内実務の部分の運賃、地理でしょう。順に進めていくとどうしても旅行業法、約款に時間を掛けてしまいがちですが、合格点は60点なのである程度合格点が取れるレベルになったら早めの段階に国内実務の方へ学習をシフトしたほうが良いです。

ちなみに初学者は、不安なので通信教育等でも良いと思いますが、書店等で販売されている書籍でも十分合格可能です。

旅行業法・約款

旅行業法、約款は、ある程度参考書でインプットしたら、過去問等の問題集を解き、アウトプットに専念して下さい。解けなかった箇所を再度見直していけば十分合格点には早い段階で達するでしょう。ただし、特殊な問題は、それほど力を入れて解こうとしないで下さい。それに時間を割くならば一般的な問題を確実に正解を得られるようにすれば問題なく合格できるでしょう。6割で良いのですから。

国内実務

国内実務は、まず運賃、料金の計算方法を理解しましょう。その後問題を解くときは、消去法で解いていくことが正解に近づく早道です。正しい答えを出そうと全て解いていると時間が無駄になりますので、誤っているものをどんどん省いていって下さい。回答スピードアップにも繋がりますのでぜひこのやり方をおすすめします。8割以上は正解を取りたいところです。

地理は、とても範囲が広いので大変ですが、旅行好きな方で自分が行ったことがあるところなどは、覚えやすいですね。あまり地理が得意でない方は、過去問などの問題からその近辺の観光地を調べていくと良いと思います。過去問から同じ様な問題は、出ても数問程度なのであまり過去問ばかり解いても仕方がないでしょう。

フェリー、航空、バスは、問題の出題数はそれほど多くないので、一通り勉強したあとに学習するようにして下さい。半分程度正解するような気持ちで良いのではないでしょうか。

まとめ

ざっくりとした学習方法としては、旅行業法、約款をある程度合格点レベルに達したら国内実務へ学習をシフトして運賃、料金を理解する。こちらは実際の試験では、消去法で解いていくととても簡単です。しかし、学習段階では、一応理解はした上で解いていきましょう。地理は、過去問を軽く解きつつ、その近辺の観光地も合わせて学んでいくと良いですね。範囲が広いので大変ですが、徐々に範囲を広げていくような感じで良いかと思います。そしてフェリー、バス、航空の箇所をざっくりと学習し、最後に全体を通して、重要な苦手なところを中心に再度復習すれば合格点には達すると思います。

解答の割合は、平均化されている

過去のデータを調べたところ、ここ数年の試験は、ほぼ平均的にアイウエともどれも大体平均的に4分の1になっています。

各22〜23問になります。

問題数が旅行業法、約款、国内旅行実務、全部で90問の解答の割合は、例えばこのようになります。

  • ア 23
  • イ 22
  • ウ 22
  • エ 23

もし時間があったら、過去問の各解答の数を調べてみて下さい。ほぼほぼ平均に分かれています。面白いですね。このことから、一部の選択した解答数が平均的でなければ不安になりますね。再度見直しをしたいところです。この様な試験の流れは、急に変更されることはないと思いますので一応最後の見直しのときに参考にしておくと良いと思います。

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